15年かかった四国遍路を終えて|第一番札所・霊山寺から高野山へお礼参り

この旅について
- ルート東京 → 徳島空港 → 霊山寺 → 大麻比古神社 → 勝瑞城 → 徳島市内 → 南海フェリー → 和歌山駅周辺 → 高野山 → 関西空港 → 東京
- 交通手段飛行機+路線バス+JR+フェリー+南海電鉄
- 旅行タイプ1泊2日
- 主な目的四国八十八ヶ所 お礼参り高野山 奥之院参拝勝瑞城(続日本100名城)
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JAL便にて出発
徳島空港到着
鳴門大麻線バスへ乗り換え
第一番札所でお礼参り
阿波国一宮を参拝
JR高徳線に乗車
三好氏の本拠地を見学
徳島ラーメンで昼食
南海フェリーで紀伊水道を渡る
井出商店で和歌山ラーメンの夕食
和歌山駅周辺のホテルを出発
極楽橋駅に到着、ケーブルカーに乗り換え
高野山に到着し、奥之院へ移動
墓所が並ぶ奥之院参道を歩く
四国遍路のお礼参り
高野山から帰路へ。移動中に柿の葉寿司で昼食
関西空港から飛行機で東京へ
四国八十八ヶ所巡礼を始めたのは、今から約15年前のことになる。 一度に順番通り回ったわけではなく、旅行の機会などを使っては各県の札所をバラバラに巡ってきた。
最後まで残っていた札所は、香川県にある第69番札所・観音寺だった。2026年3月末、この観音寺への参拝を以て、88札所すべてを巡り終えることができた。 それから数ヶ月が経った2026年7月、一区切りをつけるためにお礼参りへ行くことにした。
第一番札所 霊山寺へ
羽田空港から朝一の便で徳島へ飛び、鳴門駅を経由してバスで霊山寺へと向かった。
第一番札所 霊山寺。15年かかった巡礼の区切りとして戻ってきた。
納経帳には、通常の札所ページとは別に「お礼参り」のための専用ページが用意されている。そこで無事に御朱印をいただいた。
阿波国一宮・大麻比古神社
霊山寺での参拝を終えた後、20分ほど歩いて大麻比古神社へ向かった。 四国遍路とは別に、全国の一宮の御朱印集めも続けているため、阿波国一宮であるこちらにも立ち寄った。
境内には大きな輪が設けられており、そこをくぐって参拝を済ませた。
三好氏の本拠・勝瑞城
続日本100名城勝瑞城
No.175- 所在地
- 徳島県板野郡藍住町勝瑞
さらに歩いて板東駅へ向かい、JR高徳線で勝瑞駅へ。駅からほど近い場所にある「勝瑞城(しょうずいじょう)」を訪れた。 遍路のお礼参りの途中に、一宮と続日本100名城の見学も組み込んだルートになる。
ここはかつて阿波・讃岐などを支配し、畿内にまで勢力を伸ばした三好氏の本拠地として栄えた場所だ。現在は館跡の庭園などの発掘調査が進んでおり、当時の面影を伝える遺構を見学することができる。
見学後は佐古駅付近まで移動し、少し遅めの昼食としていのたに本店へ向かった。 老舗らしい雰囲気の店内で、徳島ラーメンをいただいた。
いのたに本店でいただいた徳島ラーメン。
南海フェリーで紀伊水道を越える
徳島での目的を終え、徳島港から南海フェリーに乗船した。 鉄道やバスでそのまま本州へ戻るのではなく、徳島港から船で和歌山へ渡るルートを選んだ。
徳島港を出港する南海フェリーからの景色。
紀伊水道を越えて和歌山を目指す。
徳島から和歌山へ向かう紀伊水道は、地図で見ると北に淡路島があり、その両側に四国と紀伊半島が向かい合う場所にある。フェリーで海上に出ると、普段は地図で見ている四国・淡路島・本州の位置関係を意識するようになった。紀伊水道周辺は、四国から紀伊半島へ続く中央構造線を意識できる場所でもある。 海の上からそんな地理的な広がりに思いを巡らせていたが、和歌山までは「思ったより近い」という印象だった。
和歌山ラーメンと早寿司
和歌山港に到着し、市内へ移動して1日目の締めくくりとして井出商店へ向かった。
井出商店の中華そばと早寿司。
店内は老舗の雰囲気が漂っており、中華そばと一緒に和歌山ラーメン特有の文化である「早寿司」もいただいた。 和歌山駅前の宿へ向かい、1日目を終えた。
2日目、和歌山から高野山へ
和歌山駅前のホテルに宿泊し、翌朝はここから高野山へ向かった。 JRと南海電鉄を乗り継いで極楽橋駅まで行き、そこからケーブルカーで高野山へと上るルートだ。
再訪の高野山、今回は奥之院だけへ
高野山自体は初訪問ではなく、過去にも訪れたことがあった。 金剛峯寺などを含めて一通り観光した経験があったため、今回は観光目的ではなく、純粋に四国八十八ヶ所のお礼参りを目的としていた。そのため、行き先は奥之院のみに絞ることにした。
墓所が続く奥之院参道
奥之院へ向かう参道には、鬱蒼とした杉木立の中に無数の墓所が立ち並んでいる。 歴史的な背景を持つ古いものから新しいものまで、静寂の中で点在する様々な墓所を見ながら、奥へ向かってゆっくりと歩を進めた。
15年の遍路がここで終わった
2026年3月に香川県の第69番札所・観音寺を訪れた時点で、88札所そのものはすでに巡り終えていた。 しかし、7月になって第一番札所である霊山寺へ戻り、そして最後にこの高野山奥之院でお礼参りを済ませたことで、初めて自分の中で「15年続いた四国遍路が終わった」という実感を得た。 一度に順番通り回ったわけではなく、長い年月をかけて少しずつ歩を進めてきた巡礼だったからこそ、この区切りの瞬間は一つの大きな達成だった。
高野山から関西空港へ
奥之院での参拝を終えた後は、そのまま高野山を離れて帰路についた。 関西空港へと向かう電車の中では、途中で買った柿の葉寿司を昼食として食べながら、これまでの行程を振り返った。 夕方には関西空港から飛行機に乗り、1泊2日のお礼参りの旅を終えて東京へと戻った。


