徳島県和歌山県城・史跡1泊2日

15年かかった四国遍路を終えて|第一番札所・霊山寺から高野山へお礼参り

15年かかった四国遍路を終えて|第一番札所・霊山寺から高野山へお礼参り

この旅について

  • ルート東京 → 徳島空港 → 霊山寺 → 大麻比古神社 → 勝瑞城 → 徳島市内 → 南海フェリー → 和歌山駅周辺 → 高野山 → 関西空港 → 東京
  • 交通手段飛行機+路線バス+JR+フェリー+南海電鉄
  • 旅行タイプ1泊2日
  • 主な目的四国八十八ヶ所 お礼参り高野山 奥之院参拝勝瑞城(続日本100名城)

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1日目
07:05羽田空港

JAL便にて出発

飛行機
08:15徳島空港

徳島空港到着

路線バス
09:06鳴門駅前

鳴門大麻線バスへ乗り換え

路線バス
10:00霊山寺

第一番札所でお礼参り

徒歩
10:50大麻比古神社

阿波国一宮を参拝

徒歩
11:47板東駅

JR高徳線に乗車

JR
12:05勝瑞城

三好氏の本拠地を見学

JR
14:00いのたに本店

徳島ラーメンで昼食

午後徳島港

南海フェリーで紀伊水道を渡る

フェリー
夕方和歌山市内

井出商店で和歌山ラーメンの夕食

2日目
和歌山駅周辺

和歌山駅周辺のホテルを出発

JR・南海
午前極楽橋

極楽橋駅に到着、ケーブルカーに乗り換え

ケーブルカー
午前高野山

高野山に到着し、奥之院へ移動

午前奥之院参道

墓所が並ぶ奥之院参道を歩く

昼頃奥之院

四国遍路のお礼参り

午後高野山

高野山から帰路へ。移動中に柿の葉寿司で昼食

電車
夕方関西空港

関西空港から飛行機で東京へ

飛行機

四国八十八ヶ所巡礼を始めたのは、今から約15年前のことになる。 一度に順番通り回ったわけではなく、旅行の機会などを使っては各県の札所をバラバラに巡ってきた。

最後まで残っていた札所は、香川県にある第69番札所・観音寺だった。2026年3月末、この観音寺への参拝を以て、88札所すべてを巡り終えることができた。 それから数ヶ月が経った2026年7月、一区切りをつけるためにお礼参りへ行くことにした。

第一番札所 霊山寺へ

羽田空港から朝一の便で徳島へ飛び、鳴門駅を経由してバスで霊山寺へと向かった。

青空を背景に建つ霊山寺の多宝塔と鯉が泳ぐ池 第一番札所 霊山寺。15年かかった巡礼の区切りとして戻ってきた。

納経帳には、通常の札所ページとは別に「お礼参り」のための専用ページが用意されている。そこで無事に御朱印をいただいた。

阿波国一宮・大麻比古神社

霊山寺での参拝を終えた後、20分ほど歩いて大麻比古神社へ向かった。 四国遍路とは別に、全国の一宮の御朱印集めも続けているため、阿波国一宮であるこちらにも立ち寄った。

境内には大きな輪が設けられており、そこをくぐって参拝を済ませた。

三好氏の本拠・勝瑞城

続日本100名城勝瑞城

No.175
所在地
徳島県板野郡藍住町勝瑞

さらに歩いて板東駅へ向かい、JR高徳線で勝瑞駅へ。駅からほど近い場所にある「勝瑞城(しょうずいじょう)」を訪れた。 遍路のお礼参りの途中に、一宮と続日本100名城の見学も組み込んだルートになる。

ここはかつて阿波・讃岐などを支配し、畿内にまで勢力を伸ばした三好氏の本拠地として栄えた場所だ。現在は館跡の庭園などの発掘調査が進んでおり、当時の面影を伝える遺構を見学することができる。

見学後は佐古駅付近まで移動し、少し遅めの昼食としていのたに本店へ向かった。 老舗らしい雰囲気の店内で、徳島ラーメンをいただいた。

メンマと青ネギがたっぷりのった、いのたに本店の徳島ラーメン いのたに本店でいただいた徳島ラーメン。

南海フェリーで紀伊水道を越える

徳島での目的を終え、徳島港から南海フェリーに乗船した。 鉄道やバスでそのまま本州へ戻るのではなく、徳島港から船で和歌山へ渡るルートを選んだ。

南海フェリーの甲板から見上げた海上の橋と遠くの街並み 徳島港を出港する南海フェリーからの景色。

太陽が反射して光る海面とフェリーの航跡波、遠くの陸地 紀伊水道を越えて和歌山を目指す。

徳島から和歌山へ向かう紀伊水道は、地図で見ると北に淡路島があり、その両側に四国と紀伊半島が向かい合う場所にある。フェリーで海上に出ると、普段は地図で見ている四国・淡路島・本州の位置関係を意識するようになった。紀伊水道周辺は、四国から紀伊半島へ続く中央構造線を意識できる場所でもある。 海の上からそんな地理的な広がりに思いを巡らせていたが、和歌山までは「思ったより近い」という印象だった。

和歌山ラーメンと早寿司

和歌山港に到着し、市内へ移動して1日目の締めくくりとして井出商店へ向かった。

花柄のかまぼこやチャーシューが乗った井出商店の中華そばと、パッケージに入った早すし 井出商店の中華そばと早寿司。

店内は老舗の雰囲気が漂っており、中華そばと一緒に和歌山ラーメン特有の文化である「早寿司」もいただいた。 和歌山駅前の宿へ向かい、1日目を終えた。

2日目、和歌山から高野山へ

和歌山駅前のホテルに宿泊し、翌朝はここから高野山へ向かった。 JRと南海電鉄を乗り継いで極楽橋駅まで行き、そこからケーブルカーで高野山へと上るルートだ。

再訪の高野山、今回は奥之院だけへ

高野山自体は初訪問ではなく、過去にも訪れたことがあった。 金剛峯寺などを含めて一通り観光した経験があったため、今回は観光目的ではなく、純粋に四国八十八ヶ所のお礼参りを目的としていた。そのため、行き先は奥之院のみに絞ることにした。

墓所が続く奥之院参道

奥之院へ向かう参道には、鬱蒼とした杉木立の中に無数の墓所が立ち並んでいる。 歴史的な背景を持つ古いものから新しいものまで、静寂の中で点在する様々な墓所を見ながら、奥へ向かってゆっくりと歩を進めた。

15年の遍路がここで終わった

2026年3月に香川県の第69番札所・観音寺を訪れた時点で、88札所そのものはすでに巡り終えていた。 しかし、7月になって第一番札所である霊山寺へ戻り、そして最後にこの高野山奥之院でお礼参りを済ませたことで、初めて自分の中で「15年続いた四国遍路が終わった」という実感を得た。 一度に順番通り回ったわけではなく、長い年月をかけて少しずつ歩を進めてきた巡礼だったからこそ、この区切りの瞬間は一つの大きな達成だった。

高野山から関西空港へ

奥之院での参拝を終えた後は、そのまま高野山を離れて帰路についた。 関西空港へと向かう電車の中では、途中で買った柿の葉寿司を昼食として食べながら、これまでの行程を振り返った。 夕方には関西空港から飛行機に乗り、1泊2日のお礼参りの旅を終えて東京へと戻った。

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